みなさん、こんにちは!
アニメも原作も大ヒットを記録し、私たちの心に静かな感動を届けてくれる『葬送のフリーレン』。
勇者ヒンメルたちの冒険が終わった「その後」を描くという斬新な設定や、エルフのフリーレンが人の心を知っていく旅路に、涙した方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな素敵な物語を生み出した原作者・山田鐘人(やまだ かねひと)先生と、作画担当・アベツカサ先生について、じっくりとご紹介したいと思います。
実はこのお二人、「一度も会ったことがないまま連載をしていた」という噂があるのをご存知ですか?
作品の温かさとは裏腹に、その制作スタイルはとっても現代的でクールなんです。
今回は、お二人の経歴や担当編集者さんが語る結成秘話、そしてネット上に溢れる読者の皆さんの熱いコメントなどを交えて、『葬送のフリーレン』の魅力の源泉に迫っていきます!
謎に包まれたクリエイターコンビの素顔

まずは、この作品を作っているお二人がどんな方々なのか、気になりますよね。
『葬送のフリーレン』は、物語を考える「原作」と、絵を描く「作画」が完全に分かれている分業制で作られています。
📜 原作:山田鐘人(やまだ かねひと)先生

物語の骨組みを作り上げているのが山田鐘人先生です。
お名前の響きから男性かな?と想像されることが多いですが、公式に性別や年齢は公表されていません 。
実は山田先生、以前はご自身で絵も描かれていたんです。
過去には『名無しは一体誰でしょう?』というミステリー作品や、『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』という、ちょっと切なくて優しい作品を発表されています。
特に『ぼっち博士~』は、孤独な博士とロボットのやり取りを描いた作品で、「切なさ」や「独特の間」といった『フリーレン』にも通じる空気がこの頃から既に完成されていたことが分かります。
そんな山田先生ですが、担当編集者の小倉功雅(おぐら かつまさ)さんと話し合い、「次は作画担当をつけて作品を作ってみよう」となったそうです。ご自身の絵筆を置いて、ストーリーテリングに全精力を注ぐ決断をされたんですね。この決断がなければ、今のフリーレンは生まれていなかったかもしれません。
🎨 作画:アベツカサ先生

そして、あの繊細で美しい絵を描かれているのがアベツカサ先生です。
アベ先生もまた、顔出しや性別は非公開の謎多き作家さんです。
驚くべきことに、『葬送のフリーレン』がアベ先生にとっての「初連載作品」なんです!
2015年に新人賞を受賞され、読み切り作品『カノン』などで実績を積まれていましたが、連載デビュー作でいきなりこれだけの大ヒットを飛ばすなんて、まさに天才としか言いようがありません 2。
まだ20代という若さ(デビュー当時の情報より)でありながら、あの達観したような静かな世界観を描き出せる画力には、ただただ圧倒されますね。
驚愕!「会ったことがない」二人が生む奇跡の呼吸
さて、ここからが一番の驚きポイントです。
これほど息の合った素晴らしい作品を作っているお二人ですが、実は「直接会ったことがない」という可能性が高いんです。
担当編集・小倉さんが語る舞台裏

「マンガ大賞2021」の授賞式でのこと。登壇した担当編集者の小倉さんが、お二人の関係性について非常に興味深いお話をされていました。
小倉さんによると、お二人のやり取りは基本的に担当編集者を介して行われており、直接顔を合わせて打ち合わせをするような、昔ながらの漫画制作スタイルではないそうなんです。
連絡手段もメールなどのデジタルツールが中心。
まるでフリーレンとヒンメルが長い時間をかけて心を通わせていったように、お二人もまた、物理的な距離を超えて作品を通じた信頼関係を築いているのかもしれません。
運命の「マッチング」

では、どうやってこのコンビは結成されたのでしょうか?
きっかけは、山田先生が書き上げた『葬送のフリーレン』の第1話のネーム(マンガの設計図のようなもの)でした。
冒頭がいきなり「勇者の葬式」から始まるこのネームを読んだ編集部は、「この静かな雰囲気を描けるのは誰だ?」と考えました。そこで白羽の矢が立ったのが、当時まだ連載経験のなかったアベツカサ先生だったのです。
アベ先生の描く、どこか儚げで美しい絵が、山田先生のドライで哲学的な脚本に命を吹き込みました。小倉さんの「引き合わせる力」が生んだ、奇跡のマリアージュと言えますね。
ファンの心に刺さった!読者の声・コメント集
『葬送のフリーレン』は、派手な魔法バトルも魅力ですが、それ以上に「言葉」や「感情」が読者の心を掴んで離しません。
ここでは、ブログやSNS、YouTubeなどの動画サイトで見つけた、ファンの皆さんの熱いコメントや感想をいくつか抜粋してご紹介します。皆さんも共感できるものがあるのではないでしょうか?
💭 コメント①:涙が止まらない…
「『人間の寿命は短いってわかっていたのに……なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう』というフリーレンの言葉がめちゃくちゃ切ないです。限りある時間の中で何を大事にするのか突きつけられる感じで、僕も大切な人との時間をもっと大事にしたいと思いました。」
第1話のこのシーンで心を掴まれた方は本当に多いですよね。ファンタジー作品でありながら、私たちの現実の人生にも通じる教訓が込められているのが、この作品の凄いところです。
💭 コメント②:アニメ演出への称賛
「派手な演出ではなく、『動かない絵』の演出力やコマとコマの間の補完が素晴らしい。静寂の中に感情が溢れていて、見ているだけで癒やされます。」
アニメ化された際、斎藤圭一郎監督をはじめとする制作チームが、原作の持つ「間」を大切にしてくれたことに対する喜びの声です。日常の何気ない動作の作画が本当に丁寧でしたよね。
💭 コメント③:ヒンメルという男の魅力
「『生きているということは誰かに知ってもらって覚えていてもらうことだ』というヒンメルの言葉が深い。死んだ後もフリーレンの心の中で生き続けるヒンメルこそが、真の勇者だと思う。」
回想シーンでしか登場しないのに、主人公級の存在感を放つヒンメル。彼の言葉の一つ一つが名言すぎて、ファンの間では「ヒンメルならそう言う」という構文が流行るほど愛されています。
💭 コメント④:厳しい意見もまた愛
「最初の方は面白かったけど、中盤で少し中だるみを感じた。もっとキャラクターの感情を激しく表現してほしいと思う時がある。」
もちろん、絶賛の声ばかりではありません。淡々とした物語運びが特徴だからこそ、「もっと盛り上がりが欲しい」と感じる読者もいるようです。でも、そういった意見が出るのも、作品が多くの人に注目されている証拠ですよね。
💭 コメント⑤:アニメ終了後の「ロス」
「最終回が終わってしまってロスが半端ないです。『また会ったときに恥ずかしいからね』というセリフに涙をこらえながら、2期を信じて待っています!」
アニメ最終回放送後のネット上の反応です。フリーレンたちの旅がひと区切りついた寂しさと、未来への希望が入り混じった、まさに作品のテーマを体現するような感想ですね。
おわりに:二人の旅はまだ続く

いかがでしたでしょうか?
山田鐘人先生とアベツカサ先生。
顔も合わせず、言葉少なに紡がれるお二人の関係性は、なんだかフリーレンたちの旅路のように、不思議で、でも確かな信頼で結ばれているように感じます。
山田先生の作る骨太で哲学的なストーリーと、アベ先生の描く息を呑むほど美しい世界。
この二つの才能が出会ってくれたことに、いちファンとして感謝しかありません。
物語はまだまだ続いています。
フリーレンが人の心を知り、オレオール(魂の眠る地)でヒンメルと再会するその日まで、私たち読者も一緒にその旅を見守っていきましょう!
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!



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